2011年6月 9日 (木)

境目

さて、気がついたら、すっかり夏。
みなさま、無事にお過ごしでしょうか。


「あの日」の前日、3月10日は「平成22年度卒業式」でした。
早朝の晴れ渡った空に怖いくらいの「瑞雲」を見たことすら、ずっと忘れていました。


「あの日」を境に、私の目に映る世界は一転。

「元に戻る」なんてことは、もう望むべくもなく。

しばらくは「小説を読む」ことも「文章(日記ですら)を書くこと」もできない日々を過ごして、今に至ります。

でも、日差しは強くなり、植物は成長し、ウサギの毛は夏毛にはえかわりつつあります。


少しずつ、動き出すとしますか。

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2010年11月15日 (月)

多様性

気がつくと、すっかり秋も終わり初冬になろうかという今日この頃。
みなさま、いかがお過ごしですか?

学生達は昨日が「日本留学試験」でした。
で、12月5日が「日本語能力試験」。学校では毎日毎日「試験対策」なのです、今年は。

これが、もう苦痛で苦痛で。
いっそ「予備校教師風」に「ここがポイント!覚えろ!」
とかやれればいいのですが、なんか違うなって思って、随分授業内容で悩んでます。

もしかしたら、この仕事やって初めてかも?ってくらいのスランプかも~。
(←きっと忘れてるだけ。。)

そうそう我が家では10月13日に愛老犬「百々」が、天に召されてしまいました。

さすがに「もうしばらく犬(病気の)はいいや」って思ってましたが、
またむくむくと「温かくてかわいいものがほしい~」病が。

ちょうどそんな時に、友人の看護師M嬢から「うちのウサギ、もらって~」とのお言葉。
で、10月30日から3歳のオスウサギ「小太郎(別名こた兄さん)」が我が家にいます。

犬は何だかんだで25年くらい(!)飼ってましたが、「ウサギ」は人生初めてです。
何をどうしたらいいのやら、途方に暮れ、まず図書館で3冊本を借りて熟読。

その結果わかったこと。

(1)ウサギは「マニアックな動物」である。
(2)ウサギは「草食動物」である。
(3)世の中には「犬と人間以外の動物」がたくさん存在している。

えっと、改めて言うこともないですが、(3)は本当に「目から鱗」状態でした。
世界には実にたくさんの動物・植物・生物が存在してて、人間なんてその1種に過ぎないんだ、って。

きっと、この発見(?)は、私に何かをもたらしてくれるものと思います。


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2010年8月22日 (日)

夏休みと犬

ごぶさたです。

毎日暑いですが、みなさま、いかがお過ごしですか?

今年の夏はたくさん汗をかきました。
もちろん、たくさんお昼寝して、たくさん本も読みました(マンガ含)。
たくさん果物も食べました(特に桃と西瓜)。

あ、武装せずに、海へ行ったために久しぶりに日焼け(火傷?)をして、皮が剥けてますが。。。(←自殺行為!)

でも、何よりもたくさん時間を費やしたことは「百々(もも)の世話」。
百々は、推定年齢8歳の雑種のメス犬。「フィラリア」です。
それをわかった上でボランティア団体から譲り受けました(実に8年間で3匹めの譲渡犬)。

我が家に来て、1年と3ヶ月。先月、突然倒れて自力で動けなくなりました。毎日帰宅するまで「生きてるかな」
と思い、夏休みにいつも遊びに来る甥姪たちに「会えるかな」と思いながら、日々を過ごしていました。

で、今日現在生きてます。

心不全で腹水たまってますが、自力で歩くし、排泄するし、エサもねだりに来るし。
正直言って、「びっくり」です。

で、気がついたら、本日で夏休み終了!であります。
な~んにも、予定したことやってません。相変わらず、「夏休みの宿題をしていない小学生」状態です。

どうしますかね。授業開始は木曜日ですが、始まったら、怒涛の日々がまた続きます。たぶん、冬休みまで。。。

百々は、甥(6歳)に「今度来るまで生きてること」のおまじない入りのエサ(薬入り)をもらい、すてきな「名札」まで作ってもらいました。

さて、また新たな始まり!

Momo_2

Momo2


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2010年7月19日 (月)

梅雨明け

気がついたら、夏です。。。
ここ3ヶ月何をしてたの?ってくらいのごぶさたでした。

はっきり言って、「仕事」しかしてなかったかも(←人生において、時々ワーカホリックになる私)。

本もろくに読めず(読みたくない)、テレビや映画も見ず(見たいという気が起こらず)の毎日。
前期の試験問題も作成してないし、百々(愛老犬)も先週倒れて、ほぼ寝たきりだし、今後の見通し全くたたずのどん詰まりです。

あーあ。

でも「梅雨明け」して、よくわかりました。
夏はやっぱり、自然と触れあわねば!心が貧相になりますね。

みなさま、自然と親しんでおりますか?

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2010年4月19日 (月)

花鳥風月

本日は三日月の明かりの元、満開の桜を見ながらの愛犬とのお散歩。ああ、心洗われるひと時。

さて、各方面にご心配をおかけしているようで、ご無沙汰でした。

例年にも増して、新学期のバタバタで気を失っていた4月。
気がつけば、もう半ば、自分の誕生日も危うく忘れかけるところでした。。。

今年度も、またまた卒業年次生の担任。
しかも去年に引き続き、4クラスのコース全体の担任でもあり。

実際に学生たちに会うまでは、一体どんな授業をすればいいのかうまく考えられず、それが一番のストレスでもありましたが、授業開始から一週間がたち、ほぼコース全員(66人中63人くらい?)の名前と顔が一致して、少しほっとできた週末でした。

で、今期はコースの新クラスのクラス名も考えてよし、のお達しをもらったので、懸命に考えました。
4つで1つの意味をなして、自然と関係があり(←これは単に私の趣味)、1文字で表せて、非漢字圏の学生にもなじみがある漢字4つ。悩んだ結果「花鳥風月」つまり「花クラス・鳥クラス・風クラス・月クラス」に決めました。

ところが、クラス発表の日のこと。
中国女子たちが一言。
学生たち「センセー、鳥クラスの名前変です~。いやです~。もっといい漢字に変えてください~。」

びっくりしました。彼女たちにとって「鳥」って、マイナスイメージだったの???

私のパソコンの壁紙は「ハクトウワシ」。
気高く強いその姿に私はいつも励まされているのに。

「鳥クラス」は実は私の担任クラスでもあるので、かなりのショック。
でも、いつか学生たちには私が「花鳥風月」と名づけた意味をきちんと説明したいと思っています。

さあ、今学期も本格スタートです。


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2010年3月14日 (日)

終わりよければ

本日は快晴なり。ここ数週間残業続きで疲れた身体と心を休めるために、山の日帰り温泉へ行って来ました。遠くの雪山が本当にきれいでした。

さて、疲れの原因は何と言っても「卒業式の準備」。
先週の金曜日は我が日本語科の「卒業式&パーティー&学生主催の飲み会」。

いい加減、毎年毎年卒業式で「はなむけの言葉」を言うとなると、さすがにネタ切れ。でも、人と同じは絶対にいやな私は、毎日呪文のように唱えながら、通勤していたのです。
で、いざ本番。同テーブルの学生たちにビールを勧められ、楽しく飲んでいた私は思いのほか酔っ払っていました。しかも、その「はなむけの言葉」の前に、我が担当Hクラスのパフォーマンスで不覚にも涙を流し、実はずっと考えていた言葉をその通りには言えませんでした。

私が「今年は絶対に泣かない自信がある!」と豪語していたのに泣いてしまったのは、全くまとまりのない我がHクラスが最後の最後にぶっつけ本番で一致団結し、私にきれいな紙で作った50本の赤い薔薇を「永遠の花」などと言って手渡してくれたから。

今年度は今までより学生に手をかけてないと思っていたし、学生もきっと私のことを「ちょっと怖い変なセンセー」ぐらいにしか思ってないかなあ、と感じていたので、本当に「やられた!」と思い、200人以上の聴衆の前で泣いてしまったのでした。ああ、一生の不覚。。。

その後の「中華料理食べ放題&飲み放題&カラオケ歌い放題」の学生主催の飲み会でも、普段日本語を全然話せなかった学生が必死に話しかけてきたり、陽気に歌い踊るのを見ました。

で、「終わりよければ、全てよし」。

今年度も無事に終了、ということで。
もうすぐ春休みに入ります。


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2010年2月 9日 (火)

ありふれた奇跡

本日は雨なり。先週の豪雪の影響でいまだ、遅れがちの交通機関。毎日ドキドキものです。ああ、今日も無事に帰って来れたと愛老犬の頭を撫で回す日々。

卒業生クラスの授業も残すところ、あと9回!
いよいよカウントダウンに入りました。

ここ数年、ずっと卒業生の担任をして、ずっと作文担当でもあるので、「卒業文集」なるものを、ほぼ自分の趣味において作成しています。はっきり言って、印刷も製本準備も面倒くさいことこの上なし、なのですが。

ちょうど今日の作文の時間のこと。日頃から出席率の悪い学生が多い、我がHクラス。残り10日を切って、急にみんながそろうようになりました。

今日のお題は定番化した「10年後の自分への手紙」。

クラスで一番若い中国の学生は18歳。彼の10年後は28歳(若い!)。一番年上のタイの学生は32歳。彼の夢は日本で有名な漫画家になること。で、10年後はもちろん42歳。

まずは自分の1年後、そして5年後、で、10年後の自分のことを想像するように言いました。

自分で自分の未来を想像して、照れる韓国の女子学生。国に置いてきた新婚の妻のことを思い、二人の将来の子供を思い描くベトナム青年。民族対立のことはおくびにも出さずに、明るく振舞い、将来の家族でのカナダ移住を夢見る新疆ウイグル族の王子(のような青年)。

全員のあまりの真剣さに、一瞬鳥肌が立ちました。

この瞬間のためだけに、この仕事やってるのかも、と思った「一瞬の奇跡」でありました。

突然、「センセーの10年後は?」という学生の質問。さて、私の答えは・・・・・。

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2010年2月 7日 (日)

雪・雪・雪!

本日は曇り時々晴れ。
しかーし、昨日は大雪(豪雪!)で、交通機関は完全麻痺。地吹雪で100台も農道に取り残されたとか、高速道路通行止めとか、JR運休とか、もう散々でした。私は休みで本当によかった、と胸をなでおろす週末。
でも、そんな私も先週は大渋滞の通勤でぐったり。

特に金曜日は2時間かけて新潟市内の職場にたどり着いたものの、授業は休講。日頃溜まっている事務仕事をこなし、打ち合わせをして、また3時間かけて帰ってきました。

ま、こんなこともあるさ、っと思います。途中で事故もたくさん見たし、無事に我が家にたどり着けただけでもラッキーかも。

本日は怖いもの見たさで、山奥(旧下田村)の日帰り温泉まで行ってきました。でも、さすが豪雪地帯だけあって幹線道路の除雪は完璧。新潟市内の除雪態勢とは雲泥の差。日中、日もさしていましたが、なんと帰り道で箱型バンが路肩でひっくり返ってるのを目撃。やはり、雪は怖い!

さ、明日は果たして何時間かかるでしょうか。
卒業生のクラスも残り、11回です。悔いのない授業をしたいものです。


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2010年1月31日 (日)

街に光を

本日は久しぶりの晴れ間。あんなに積もっていた雪もすっかり解けました。

さて、休日ですが、職場の近くまで行って来ました。
今日、商店街の老舗の、いわゆる街の本屋さんが190年の歴史に幕を閉じるからです。
商店街の一角の老舗デパートの6月の閉店にあおりを受けての突然の閉鎖にみんなびっくり。さすがに、今日は狭い店内が押すな押すなの大盛況。文庫の棚が列ごとごっそり売り切れになっているのを初めて見ました。

「よくここで待ち合わせしたっけ」とか「そういえば、最近立ち読みばっかだったよな」とか、「もっとここで買えばよかったな」とか「ここの陳列、個性的で雑多で好きだったよな」とか、今更いろんなことを考えました。

私の通う商店街も、私の住む商店街も、規模こそ違いますが、本当に日に日に衰退しているのが痛いほどわかります。

商店街で生まれ育った私としては、とっても悲しくなる日々。

一体、いつから、人は商店街で買い物するのをやめたの?
一体、いつから、商店街は魅力や輝きを失ったの?

一生懸命勉強して、いい大学に入って、都会でサラリーマンになるのが、目標なんて価値観が、ここまで流布してるのは、なぜ?

その本屋さんの名前は「北国に光を」の願いをこめてからつけられたものだそう。

今まで、お世話になりました。

ありがとう。


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2010年1月17日 (日)

ゆるゆると

本日は曇りのち晴れ。とはいえ、先週の大雪で景色はすっかりレトロな感じに。
我が家の老犬は凍った道を歩くのが誰よりも苦手。でもこんなときのお散歩は楽しそう。私も楽しいです。とはいえ屋根の雪はどう見ても30センチ以上はあり、今後は雪崩に注意。

さて新年度の授業もようやくまともに1週間過ぎました。
今年度の後期は「読解」と「語彙」を担当。かなり自由な感じでやってます。読解では縦書きの物語を読んで音読してみたり、語彙ではマンガを読んでみたり。はっきり言って毎回学生がどんな反応をするかどきどきものではありますが。「クイズ」を取り上げたときは、学生の得手不得手がよくわかって、面白かったです。

試験対策が終わって、学生も私も肩の力が抜けました。例年だと、抜けすぎてふにゃふにゃになる学生も多いのですが、今年はちょっと違います。私も「ま、いっか」と適当なさじ加減でやっているのですが、これが何とも心地よいのです。

あー、今まで気張りすぎてたな、そんな新年の始まりです。

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